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湯川書房 展
湯川成一と湯川書房ゆかりの美術家たち
会期:2010年3月20日[土]— 4月3日[土]
開廊時間 11:00-18:30 会期中無休
《出品作家》
湯川成一
大谷一良
岡田露愁
加藤静允
柄澤齊
木村茂
黒崎彰
齋藤修
下村宏
杉本立夫
戸田勝久
冨長敦也
坂東壮一
二見彰一
望月通陽
山田喜代春
山室眞二
山本六三
湯川成一(1937–2008)は、仏詩人マラルメの著書の美しさに触発され、造本を始めようと決意。1970年、33歳のとき勤めていた会社を辞め、摂津市の自宅に湯川書房を設立。1972年、大阪の老松町(当時の地名、いまは西天満)に事務所を開き、書店向けの単行本も手掛けるようになる。1994年、京都に住まいを移して市中に事務所兼店舗を開く。亡くなるまでの約40年、文芸書中心の個人出版社を貫きとおしました。
自らの審美眼で作家の才能を見出し、辻邦生『安土往還記』、望月通陽『出埃及記』、村上春樹『中国行のスロウボート』、柄澤齊『雅歌』、車谷長吉『抜髪』など次々と刊行。それらの美しい本は、多くの愛書家と作家を魅了しました。
本展は、交流のあった美術家たちが作品を寄せた湯川本を展示し、湯川成一の出版人、意匠家としての多彩な世界を追想します。
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