加納 光於(1933年 - )
10代後半から植物や微生物の形態に深く関心を寄せ、さらにフランス近代詩を耽読します。19歳の時には、古書店で偶然版画の技法書を手にしたことをきっかけに独学で銅版画の制作をはじめ、1955年で初の銅版画集『植物』(私家版・限定8部)を刊行、翌年には詩人で美術評論家の滝口修造の推薦により初の個展を開催、以降次々と版画による実験的、独創的表現を展開していきました。1959年にはリュブリアナ国際版画ビエンナーレでリュブリアナ近代美術館賞を受賞、以後内外の国際展で受賞を重ねています。
1969年ころから函形立体のオブジェ作品を制作。1976年よりデカルコマニーを利用したリトグラフ連作『稲妻捕り』に没頭、1980年油彩画のはじめての作品群を個展『胸壁にて』として発表しました。
≪稲妻捕り≫L-No.16 V
¥143,000価格
タイトル:≪稲妻捕り≫L-No.16 V
年代:1977年
技法: カラーリトグラフ ap (ed.15)
作品サイズ: 620x500cmm
額入りサイズ:約850×700mm
価格:¥130,000(税別)額込みの価格です。